すき焼きに「麩」スイーツにも「麩」 万能食材「庄内麩」を食べたい!/酒田市

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ヘルシーな栄養食品「麩」は、消化に良く、風味も良い、どんな料理にも合う気軽な食材です。酒田市松山地区では、全国的にも珍しい板状の麩が作られています。

庄内麩発祥の地から「麩」の魅力をご紹介します。

庄内麩を販売している、創業110年の後藤商店さん。前身はお米屋さんで、麩の原料となる小麦粉や、焼くための燃料を配達していたそうです。松山地区では、最盛期はなんと130店舗以上ありましたが、現在は、3店舗に。四代目社長後藤俊さんのお父様である三代目が、将来を見据え、大量生産にも対応できるよう、麩の製造会社マルトモを立ち上げ、300年という歴史ある地域の伝統産業を守りながら、麩の発展に尽力されています。

庄内麩は、庄内松山藩 三代目藩主 酒井忠休(さかいただよし)の時から作られるようになり、一大産業として発展してきました。庄内に住む私たちには、身近で見慣れた板状の麩ですが、板状の麩というのは、珍しいそうで、その形状は、北前船での交易が盛んだった頃、船に積みやすいように、板状になったと言われています。

庄内板麩

どうやって麩が出来るのか、教えていただきました。

生地をこねて切る

棒に巻きつけてこんがり焼く

しっかり乾燥させる

板状にする

商品によって、形を変えていきます。

こちらは、よくお味噌汁の具として、人気です。

庄内うずまき麩

 

四代目後藤社長に、麩のお好きな食べ方をお聞きしたところ、「から揚げ!」とにこやかに話してくれました。お酒のおつまみにぴったりで、塩味はもちろん、カレー味もお酒が進むそうです。

水に戻した麩を、すき焼きに入れても、形が崩れないため、ずーっと食べ応えのある食感なんだそうです。

庄内麩inすき焼き

スナック感覚で食べられる「ふうふる」

ほんのり甘くて、口どけが良く、飽きのこない味。手軽さ、さくさく感は、くせになります。

 

麩のスイーツを提供している喫茶店があると聞き、お邪魔しました。

酒田市南部地域おこし協力隊として活動している、小久保優(こくぼまさる)さん。食を通した地域おこしを目指し、元パティシエの腕を生かして、地元の食材を使ったお菓子作りの開発などに取り組んでいます。

2018年6月に、現在コミュニティセンターとして使われている元小学校の一角にて、喫茶店「笑楽香(しょうがっこう)」をオープンしました。名前は地元の皆さんによる公募で決定するなど、すでに地域住民の憩いの場となっています。その評判がじわじわと広がり、遠方のお客さんも増え、すばらしい田園風景を見ながら、ほっと一息つきに訪れているとか。

本格的なコーヒーとおしゃれなスイーツが、この価格。

「でぃっ麩」150円

こちらが、庄内麩のスイーツです。パリパリとした、軽い食感が楽しめます。カロリー控えめのうれしいおやつ。スイーツはその日によって変わりますので、ぜひ、リピートして下さい。

 

インフォメーション

  • 後藤商店 酒田市字本町9 電話0234-62-2010
  • 笑楽香   酒田市地見興屋字前割9-1 電話0234-62-2942  営業日・営業時間は、フェイスブックをご覧ください。

※庄内麩の商品は、酒田市内観光物産店等でお買い求め出来ます。