羽黒山精進料理「寂光祝膳」&羽黒山五重塔特別拝観

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写真撮影:竹谷純平

こんにちは、Dream Ayaです。

先日私は、山形県庄内地方に行ってきました。

お邪魔したのは「出羽三山神社」。月山神社、出羽神社、湯殿山神社からなる神社で、庄内地方でも有数の人気観光スポットです。

2018(平成30)年は羽黒山の三神合祭殿再建200年、また出羽三山が神社となって150年と節目の年にあたり、様々な記念行事が開催されています。

今回の記事では、記念行事開催中、期間限定で提供されている精進料理「寂光祝膳」と、羽黒山のシンボル「国宝 羽黒山五重塔」の特別拝観の様子をご紹介します。

まずは、期間限定の精進料理「寂光祝膳」をご紹介します。

「寂光祝膳」が味わえるのは、「羽黒山 齋館」という場所で、羽黒山の表参道の石段を登った先にあります。

斎館は、もともとは「華蔵院」という、元禄10年に建てられた建物なのだそうです。元禄10年て西暦何年だろうと調べてみたら…1697年!なんと300年以上も前に建てられた建物でした。

今回は「勅使の間(てしのま)」に案内していただきました。
京都から来た高貴なお客様を迎えるために作られたお部屋だそうです。

普段はこんな広いお部屋で一人でご飯を食べることなんてほとんど無いので、とても新鮮です!なんだか緊張しちゃいますね(笑)

羽黒山参籠所斎館 山味届人(さんみかいじん)伊藤新吉さん

「羽黒山で修行していた修験道の山伏たちは、その日にとれた食材を生で食していました。次第に調理方法や保存方法が発展し、参拝客にも振る舞うようになったのが、精進料理のご提供の始まりです」

案内してくれたのは、料理長の伊藤新吉さん。料理の説明とともに、羽黒山の歴史も教えてくださいました。

こちらが「寂光祝膳」。8つの料理とお汁(筍汁)、漬物、お土産に特製クリアファイルがついています。

精進料理は初めての私。
「おすすめ料理」と「いただく順番」を伊藤さんに質問すると、「決められた順番は特になく、お好きなものからお召し上がりいただいて結構です」との答えが返ってきました。

いただきます!

「胡麻豆腐の餡掛 ゆり根添え」

胡麻豆腐は、餡掛けの甘みが効いてとっても美味しかったです!
添えられているゆり根は、漢方薬としても使われる食材なのだそうです。胡麻豆腐と合わせて優しく上品な口当たりでした。

祝膳、つまりお祝いのご馳走ということで、祝いの席には欠かせない「赤飯」も。

地元・山形県庄内産のお米が使われていて、とってもモチモチ!

「菊と天然舞茸の酢醤油」
こちらは、菊と舞茸を酢醤油で和えた料理。山形県は、食用菊の生産量日本一。関西出身の私にとっては、菊を食べるというだけで驚きでしたが、食べてみてさらにびっくり!お酢のほどよい酸味が効いて、爽やかな味わいでした。

ちなみに、使われている食用菊は「もってのほか」という愛称で呼ばれているそうです。

「皇室の家紋に使われる菊を食べるなんて、もってのほか!」という意味が込められているとか、いろいろな説があるそうです。おもしろいですね。

こちらは「今日ちょうど採れたものです」と伊藤さんが見せてくれた舞茸!見たことがないような大きさです!

とれたての地元食材を使っているのが精進料理の特徴なんですね。

初めて味わう料理ばかりだったので、ひと口食べるたび、とにかく驚きの連続でした。

また、とてもボリュームがあり、気がつくとすっかり満腹になってしまいました!

今回いただいた期間限定の「寂光祝膳」以外にも通常の精進料理コースがあります。羽黒山を訪れた際は、ぜひ一度、召し上がってみてください。

続いて「五重塔」へ。

五重塔の内部を拝観することができる特別拝観が行われていました。

五重塔の中は、長い間、一般公開が行われていませんでした。
前回公開されたのは、なんと明治時代!150年以上も開かれていなかったということで、とても貴重な機会なんですね。

神聖な場所なので、中に入るのは、身を清めてから。
神職の方からお祓いをしていただきます。

少し緊張…。

天井の一部からは、塔の上を覗くことができました。
照明が当たっていたのですが、上の方はほとんど見えないほど!

五重塔の高さは、約30mなので、10階建てのマンションの高さとほぼ同じだそうです!

特別拝観に合わせて展示されている「小野道風 無作四身額」は、厳かな雰囲気に包まれていました。

塔を少し登ったところからも、中を覗けるポイントが用意されていました。
ここからだと、塔の一番上を見ることができました!

除いた瞬間、思わず「高っ!!」という声が出ちゃいました(笑)

地元の食材で工夫を凝らして作られる精進料理と、歴史を感じさせる羽黒山五重の塔。

羽黒山は、庄内地方の魅力と歴史が詰まったスポットでした!

出羽三山神社
住所:山形県鶴岡市羽黒町手向字手向7
TEL:0235-62-2356
http://www.dewasanzan.jp/