第43回上越まつり

98

こんにちは。

FM上越の由香里です。

上越の夏を彩る「上越まつり」が今年も開催されました。

日程は7月23日から7月29日までの7日間。これは毎年変わりません。

2017年3月には「直江津・高田祇園祭の御旅所(おたびしょ)行事と屋台巡行」として

新潟県の無形民俗文化財にも指定されたお祭りです。

7日間という祭りの期間は、直江津駅前にある八坂神社の御霊(みたま)をのせた御神輿(おみこし)を中心に展開されます。

御神輿は前半の3日間、高田地区の各町内を巡行し、中日の26日、関川に架かる稲田橋のたもとから御座船(ござぶね)に乗せられ、直江津へ向かって川を下ります。そして関川河口に最も近い荒川橋をくぐったところで陸揚げされ、直江津地区のお祭りが始まります。

 

上越まつりが、高田祇園、直江津祇園という形で2つの地区を行き来して行われるようになったのには、古い歴史があるのです。

江戸時代、松平忠輝公高田へ城を築いて城下を移したとき、寺社のほとんどが高田へ移る中八坂神社は直江津に残りました。そのため、八坂の神様が高田に出向いてお祭りをしたあと、直江津に帰ってくるという形態になったということです。

還御する御神輿を迎えようと、直江津では19町内の屋台(山車)が荒川橋橋梁上の通りに勢揃いして、祭囃子の太鼓と笛が鳴り響き、大花火大会が始まります。

 

19町内の屋台は翌日からの3日間、直江津を練り歩き、最終日には、八坂神社に米俵を奉納する「御饌米(おせんまい)奉納」でクライマックスを迎え、幕を閉じます。

 

ここ2年、豪雨などの影響で神輿の川下りが中止になり、御神輿は陸送されていました。

今年は3年ぶりの神輿の川下りということで、祭りに参加した各町内の若衆たちも気合が入っていたように感じました。

 

それでは、直江津祇園祭の見どころをご紹介します。

 

まず、「神輿の川下り」。

関川河口に向けてゆっくり進む御座船と川面に映る船の灯りは、民謡「直江津小唄」に唄われる風景そのもの。「〽夜の荒川神輿が下る 川は万燈の迎え船」*荒川は関川の旧名です。

荒川橋を過ぎたタイミングでナイアガラ花火が点灯され、花火の光を背景に船のシルエットが浮かび上がります。

 

次は、「直江津18町内の屋台の競演」と「迎え囃子」

港町(みなとまち)らしい舟形の屋台が一堂に並び、迫力ある太鼓や笛の迎え囃子が響き渡る様子は圧巻です。場面によって調子が変わる情緒ある祇園囃子を堪能してください。

(*1町内は神輿をお迎えするため町内で待機します。)

そして、「各町内の精鋭による神輿渡御」(約50人以上?)

直江津に戻ったお神輿を最初に担ぐのは、各町内代表の若衆達です。

浜っ子らしい荒々しくも勇壮な姿に注目です。

会場が熱気と歓喜に包まれる瞬間を、ぜひ体感していただきたいお祭りです。