死ぬまでに見たい! 新潟の花火大会 3選

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全国の花火大会を取材していると、「新潟県の人がうらやましー」という気分になります。なぜかといえば、新潟県内の花火大会は、非常にレベルが高いから。ちょっとオーバーですが、新潟県外の人には「死ぬまでに見たい、新潟の花火」とPRしたいくらいです。うらやましいなーという心を込めて、ぜひ鑑賞したい新潟の花火を紹介します。

死ぬまでに見たい花火大会(1) 長岡花火

長岡花火

まずは、県外でもその名を轟かす「長岡花火」
正式名は、長岡まつり大花火大会(8月2日・3日開催)で秋田県大仙市の『全国花火競技大会(大曲の花火)』(8月第4土曜)、茨城県土浦市の『土浦全国花火競技大会』(10月第1土曜)とともに「日本三大花火大会」にも数えられています。

過去にYahoo!の「有名花火師が選ぶ花火大会厳選10選」で1位を獲得するなど、ツウも認める花火大会になっています。
「復興祈願花火フェニックス」、そして伝統の正三尺玉、尺玉100発が上がる米百俵花火と、「一度鑑賞したらまた行きたくなる花火大会」として有名。

観客数も100万人を超え、堂々の国内ベスト5入りを果たしています。
隅田川花火大会は75万人くらいなのでその人気ぶりがわかります。

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長岡まつり大花火大会|ニッポン旅マガジン
「長岡花火」公式ウェブサイト|長岡花火財団
長岡まつり大花火大会/にいがた観光ナビ |新潟県観光協会

死ぬまでに見たい花火大会 (2) 片貝まつり

片貝まつり

毎年9月9日・10日(日程は固定)に斎行される新潟県小千谷市に鎮座する浅原神社の『秋季例大祭』。
その奉納煙火が、『片貝まつり』。
明治24年、日本で最初に正三尺玉を打ち上げたのが、この『片貝まつり』での奉納花火。

さらに、昭和60年9月10日、『片貝まつり』では、小千谷市立片貝中学校第18回卒業生同窓会(永遠会)が奉納し、地元の煙火メーカーの片貝煙火工業の花火師・本田善治さんが正四尺玉を打ち上げています。
この正四尺玉こそ、世界初となる四尺玉で、ギネス・ワールドレコーズ(ギネスブック)に「世界最大の打上花火」として登録されています。

直径がおよそ4尺(約120cm)の正四尺玉は、重量約420kgもあり、発射する筒も高さ5.2m、厚さ1.8cmという鋼鉄製。
ミニロケットの発射台のような打上用の煙火筒から、ドドーンと高度800mにまで上がり、直径800mという大輪の花を咲かせるのです(一発ごとに、コメントが放送されてから花火が打ち上げられる仕組み)。

平成22年公開の日本映画『おにいちゃんのハナビ』(主演:高良健吾、監督:国本雅広、主題歌:藤井フミヤ『今、君に言っておこう』)のロケ地にもなっています。

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片貝まつり|公式HP
片貝まつり浅原神社秋季例大祭/にいがた観光ナビ|新潟県観光協会

死ぬまでに見たい花火大会 (3) ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会

「日本一の海の大花火」という誉れ高き花火大会が毎年7月26日に柏崎市で開催される『ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会』。
江戸時代に祇園社(現・八坂神社)の奉納花火としてスタートしたもの。
柏崎は、江戸時代に北前船(港は柏崎湊、荒浜湊、宮川湊、椎谷湊)と北国街道、さらには都の公家や豪商を相手に縮布の行商で繁栄していました。

「海中空大スターマイン」、1500mに渡る「尺玉100発一斉打ち」は、時間にして6分間続く尺玉300連発で、「柏崎だからこそできるスケール感の大きな花火。花火の火薬は燃えているのではなく、化学反応で爆発するので、海中でも爆発するのです。海に打ち込まれた花火は、海中に沈んだ後、花火の中に入っている空気によって海面に浮かび、海面に浮かんできた時に花開く仕掛け」(柏崎商工会議所)とのこと。

打ち上げを担当する片貝煙火工業(小千谷市片貝町)も「これだけ大規模にスペースを使った花火大会は日本中どこに行ったって見ることはできません」と胸を張ります。
しかも屏風のように連なる山に反射して、花火の炸裂音が周囲に轟く、迫力の音響効果もプラスされています。

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ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会|ニッポン旅マガジン
ぎおん柏崎まつり|柏崎市
ぎおん柏崎まつり海の大花火大会/にいがた観光ナビ|新潟県観光協会

以上の3つの花火大会が新潟県の誇る「越後三大花火大会」。
「海の柏崎、川の長岡、山の片貝」と呼ばれています。

●新潟県内各地で開催される花火大会はこちら
新潟花火カレンダー2018

(文・酒井正人 by ニッポン旅マガジン